トラブル続出の外置き洗濯機、室内置きにするといくら?【なんでも大家日記@世田谷】
3点ユニットなどとならんで、築古マンションで嫌われる設備のひとつが外置き洗濯機です。
昔は洗濯機がベランダや廊下に置かれるのはあたりまえの光景でしたが、現在では室内に洗濯機置場が設置されているのは当然と思われる時代になりました。
外置き洗濯機を長いあいだ使用してきた者としては、うだるような暑さの夏や雪が降る冬の朝に外に出て洗濯機をまわす苦労を実感しています。
でも、築古マンションを管理する僕からすると、外置き洗濯機の本当の問題は、室内置きでは起こらないトラブルを招いてしまうことにあります。
今回は、外置き洗濯機が招くトラブルの数々と、室内置きへの変更費用についてご紹介します。
■ 早朝・夜間の洗濯機使用は騒音トラブルの元
スイマー / PIXTA(ピクスタ)
外置き洗濯機でもっともよくあるトラブルが騒音問題でしょう。
ただでさえうるさい洗濯機ですから、これがむきだしで早朝や夜間に稼働すれば、うるさいと思う人がいるのは当然といえば当然です。
難しいのは、どの時間帯に洗濯機をまわすのが迷惑だと考えるかが、年齢層などによって異なること。
年配の方は朝が早い人が多く、早朝に洗濯機をまわすのをためらいません。