くらし情報『「マンション用地」はどうやって仕入れているのか?』

2018年10月7日 21:30

「マンション用地」はどうやって仕入れているのか?

今回はマンション用地の「仕入れ」についてご説明したいと思います。

新築マンションの分譲においては建設用地を買収することを指しますが、「どこでもいい」というものではないため仕入れは実に大変な仕事です。

■ マンションは土地がなければ建てられない
六本木ヒルズ

Ryuji / PIXTA(ピクスタ)

数十世帯が入居するマンションは大型の建物になるため、建築にあたってのハードルは戸建に比べるとはるかに高くなります。

500世帯以上の地権者を森ビルが執念でまとめ上げ、約17年かけて再開発を完了させた六本木ヒルズのような事例は例外中の例外で、通常はマンションが建てられるような土地を入手できて初めてマンション事業がスタートします。


「マンション用地」はどうやって仕入れているのか?

都市計画区域内では建蔽率、容積率、高さ制限といった規制を受けるため、利益の出せるようなマンションを建てるには利便性の高い地域でまとまった広さの土地が必要です。
「マンション用地」はどうやって仕入れているのか?

こういった土地を入手するためには大型商業施設、工場、大企業の福利厚生施設(社宅、研修所等)、学校、駐車場といった施設を買収して更地にしなければなりませんが、マンションデベロッパーとしてはこういった物件の売り情報は絶対に逃さないようにしなければなりません。

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