消費税増税の直撃は必至!マンション管理組合の予算はどうなる?
消費税の税率が来年10月より10%に引き上げられることが先日正式に表明されました。
5%から8%に引き上げられたのは2014年4月1日のこと。
当時筆者はマンション管理会社でフロント業務に従事していましたが、税率の引き上げが管理組合の一般会計を直撃し、予算を作成するのに大いに苦労したという記憶があります。
そこで今回は「マンション管理組合の予算」について書いてみます。
■ 管理組合の予算はすごく重要
shimanto / PIXTA(ピクスタ)
マンションの管理組合は、組合員が納めた管理費や修繕積立金の範囲内でマンションの維持管理や管理組合の運営を実施しますが、限られた範囲の中でやりくりするためにはお金の使い方の管理が大変重要になります。
そこで必要となってくるのが予算で、1年間の事業計画を作成して必要となる支出を計算し、収入と突き合わせて予算を作成することにより初めて管理組合を正常に運営することが出来ます。
■ 収入はほぼ事前に計算できる
topic-asd / PIXTA(ピクスタ)
予算を作成する際はまず収入を計算するところから始まります。
管理費収入に加えて駐車場・自転車置き場・ルーフバルコニー・専用庭といった各種の使用料がその柱となりますが、これらはほぼ事前に計算することが可能です。