新しい住まいの購入を先行する場合のメリットは、気に入る住まいをじっくり探せることです。
自宅に住みながら気長に、期限を気にせず納得いくまで新しい住まい選びを続けることができます。
デメリットは、せっかく気に入った物件が見つかっても、自宅が売れるまで資金計画が確定しないため、せっかく見つけたお気に入りの住まいを逃してしまう可能性があったり、不動産会社に自宅の買い取り保証を付けてもらったりする必要があることです。
不動産会社が買い取り保証を付ける場合は、一般的に市価の70~80%といわれていますので、売りを先行するより売却益が減ってしまう可能性があります。
■ 買い替えを成功させるコツ
売り先行・買い先行、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、どちらを先行するか決めたら、次はそれぞれの進め方についてのコツをお教えします。
bee / PIXTA(ピクスタ)
売り先行を円滑に進めるコツ
ジャバ / PIXTA(ピクスタ)
1. 自宅の販売期間中も積極的に物件見学に出かけ、相場観や物件を見る目を養っておきましょう。
いざ自宅に買い手が付いてから動き始めるのでは、お気に入りの物件を見つかるまでかなりの時間がかかってしまいます。