現役葬儀会社社員に聞く!身内が亡くなってから葬儀までにやるべき3つのこと
人の死は避けて通れるものではなく、“その日”は突然やってきます。
身内の死は大変なショックですが、実際は悲しみに暮れる間もなく、葬儀の準備が慌ただしく始まります。
何から手をつけていいのか分からず、後になって「ああすればよかった」と後悔するよりも、あらかじめ葬儀にまつわる知識を知っておくと、いざとうとき心強いのではないでしょうか。
某大手葬儀会社に20年間にわたって勤務し、「考える葬儀屋さんのブログ」の管理人でもある赤城啓昭さんの著書『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』(扶桑社)より、葬儀に関するお役立ち情報をお届けします!
■ 亡くなってから葬儀までにやるべき3つのこと
akiyoko / PIXTA(ピクスタ)
身内に不幸があったとき、遺族がまず行うことは葬儀の手配です。
滞りなく葬儀を進め、故人を無事に見送るまでには、たくさんの事柄を1つ1つ決めていかなくてはなりません。
手順を大きく分けると、以下の3つになります。
その1. 「安置場所」を考える
その2. 「お墓」のことを考える
その3. 「葬儀社」のことを考える
例えば1の「安置場所」ですが、葬儀を行うまでに場合によっては数日かかることもあり、その間、どこでご遺体を保管するかが問題になってきます。