今後、幹線道路沿いのマンションは価値が上がるって本当?
個人所有の自動車だけでなく、今後、公共輸送手段であるバスの動力も電気になっていくことでしょう。
BRTとは、鉄道の軌道を舗装し、バス専用道を作り、定時で速い運行を可能とするバス高速輸送システムのことです。
鉄道の軌道を舗装したレーンを連節バスが走り、大量輸送を行います。 動力は電気。
運賃の支払方法を工夫することで、時間の遅れも改善されています。
米シンクタンク・WRIによると、BRTはすでに世界各地で採用され、2014年10月時点で世界の186都市がBRTの運行を行っています。
日本でも、すでに試運転が始まっていて、BRTが本格的に普及する日も間近になっています。
【2-2】幹線道路沿いの環境が改善される
ABC / PIXTA(ピクスタ)
幹線道路をガソリン車ではなく、電気を動力とする車ばかりが走ったら、環境問題は改善されることになります。
電気自動車のエンジン音は、ガソリン車に比べて非常に小さく、テレビの音が以前よりよく聞こえるでしょう。
排気ガスに窒素酸化物や粒子状物質が混ざることもなくなります。エンジンの振動も小さくなるので、住宅への影響も少なくなります。
電気自動車の普及が、マンションを購入する際の幹線道路沿いであることのマイナス要因を取り去るといっても過言ではありません。