東京23区の端っこVS県をまたいだ駅。マンション買うならどっちがいい?
一方で、全体的に坪単価の差が小さかったのは23区東側、千葉県と隣接するエリア。
小岩駅、篠崎駅の23区内という優位性と、千葉県内の市川駅や本八幡駅という乗降者数も多く、ベッドタウンとしての駅力の高さとで、坪単価差が相殺されたと考えられます。
■ 県をまたいだ駅はやっぱり狙い目!
筆者は、すぐ隣が東京都北区という埼玉県川口市の家を購入しました。
県をまたいだエリアに住んでみて感じるのは、「東京に住んでいるのとほとんど変わらない」ということ。
確かに自宅から勤務地まで、都内に住んでいた時よりも電車に乗っている時間が長くなりました。
しかし駅チカ物件のため徒歩移動は少なく、また始発に近い駅のため座れることが多いので、移動時間はそんなに苦に感じられません。
そして郊外ならではの自然、東京ではなかなか難しい広々とした居住空間。
ほぼ東京にいながら、東京にいるよりも快適な暮らしができるのが、県をまたいだ駅に住むメリットではないでしょうか。
利便性の高さから依然として人気のある23区ですが、一部地域を除けば「県をまたぐ」ことで、坪単価が下がることがわかりました。
県をまたいだ駅は狙い目と言えるでしょう。