2回以上の物件購入は当たり前の時代!?「半投半住」って知ってる?
「人生の中でも最も大きな買い物」といわれている家。
そのため、かつて住宅購入は「一生に一度きり」というのが当たり前でした。
しかし、最近ではライフスタイルの変化や用途に合わせて、自由に買い替え・買い増しをする時代になってきています。
株式会社リクルート住まいカンパニーは実施していると「新築マンション契約者動向調査」を見てみると、住宅を複数回購入する人の割合や、購入理由の傾向が見えてきました。
■ 東京都心部では、複数回住宅を購入する人の割合が高い
まずは、東京23区の新築マンションを契約した人の購入理由から。
うっちー / PIXTA(ピクスタ)
住宅購入を思い立った理由として「資産を持ちたい、資産として有利だと思った」と回答した人の割合は、2009年から増加傾向にあることがわかります。
今では、資産形成として独身のうちにコンパクトタイプの家を購入し、結婚後、家族構成の変化に応じて広い住戸に住み替える人も多いんだとか。
特に、都心部ではその傾向が顕著に表れています。
2017年9月~2018年8月に新築マンションを契約した1873人のデータを集計したところ、今回の購入が2回目以上であると答えた人の割合は、東京23区が約25%であるのに対し、都心6区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区、文京区)