夢だった「庭で朝食を」を叶えた家!テラスで1日がスタート【住まいの設計】
数年後の庭の変化が楽しみですね。
こちらは敷地の南側の庭。中高木、低木、下草を合わせて、まさに雑木林のように。
奥に高木のヤマモモが植えられ、奥行きを感じさせます。
■ テラスと庭、室内の心地よいつながりのある空間
テラスは、LDKがある1階から斜めに張り出すように設けられています。
テラスに面したコーナーには大開口を設け、外とのつながりを強めています。
L字のコーナーに設けた開口部の木製建具は、2面ともすべて引き込めるようになっています。
外の空気を、室内に存分に取り込めるのもいいですね。
キッチンからも庭の奧まで視線が通ります。
左手の書斎からも、窓のすぐ外に植えられた低木越しに庭が見通せるように設計。
栗田さんは工事中に何度も現場に足を運び、それぞれの窓からの見え方を確認しながら樹木を入念に選んで植えてくれたそうです。
LDの吹き抜けにも注目を!
2階の予備室や寝室からも、吹き抜け越しに庭が眺められるのです。
「大開口だから、周囲から室内が見えないかな?」と思われるかもしれませんが、その点は大丈夫。
隣家が迫っているけれど、こちらの庭に向いた大きな窓がないので、視線はほとんど気にならないとのことです。