地球環境大賞でも注目!「100%エネルギー自給自足型住宅」って?
海外への長距離輸送にも使えて、温室効果ガスの削減や、食品ロスの削減につながり、これからの物流業界で大活躍しそうです。
■ 積水化学工業の「エネルギー自給自足型住宅」は国土交通大臣賞を受賞!
今回の受賞の中でも気になるのが、100%エネルギー自給自足ができる住宅です。
開発したのは、積水化学工業。
高気密・高断熱で、省エネ性能が高いといわれるセキスイハイムの会社です。
国が推進する“環境にやさしい住宅”の指標、「ZEH+(ゼッチプラス)」というものをご存じでしょうか。
「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
高断熱でエネルギーを極力必要としない高性能設備でエネルギーを効率よく使い、消費量をさらに削減再生可能エネルギーで自らエネルギーを作り出すこの3つの条件のもと、住宅のエネルギー消費量ゼロを目指します。
今年度の地球環境大賞の国土交通大臣賞に輝いたセキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、「ZEH+」の性能を備えています。
従来の高気密・高断熱に加えて、大容量の太陽光発電システム(PV)と蓄電池、電気自動車の組み合わせで、暮らしに必要なエネルギーのすべてを自給自足でまかないます。