厚木基地の騒音は今や激減!? 基地周辺ではどんな飛行機が飛んでるの?
機首から突き出たツノのような物は空気の流れの速さを測定する機器です。
飛行艇US-2
ヘリコプターや船では難しい海難事故の救助に使用される飛行艇で、高さ3mの荒波でも着水可能です。
より短い距離で離着水できるよう、時速90kmという普通の飛行機では絶対に失速する速度でも飛べる構造となっています。
6年前にヨットによる太平洋横断の途中で遭難したニュースキャスターを救出したのもこの飛行機です。
輸送機オスプレイ
何かと話題のオスプレイは厚木基地周辺でもたまに見ることができます。
輸送機とはとても思えぬ機体の小ささとカマキリを思わせる形状が印象的です。
ちなみにプロペラが縦回転の時は比較的静かですが、ヘリコプターのように横回転の時は大型ヘリよりも大きな音がします。
■ 東名高速の大和トンネルは実は厚木基地のためにある!
日本最悪の渋滞ポイントとして知られる東名高速の大和トンネルが、厚木基地のために設けられていることをご存じだったでしょうか。
住宅地の中にある厚木基地ではこれまで何回か地域住民を巻き込む重大事故が発生していますが、昭和36年には離陸に失敗して墜落した米軍機が相鉄線の架線と線路を損傷して不通にするという事故が発生しました。