住宅ローンの連帯保証人は絶対必要?どんなことをするの?
住宅ローンを借りるために連帯保証人が必須かどうか知っていますか?
また、連帯保証人とはどんな役割をするのかご存知ですか?
住宅ローン借り入れにおける連帯保証人とは、借金をした人が返済できなくなった場合、または、支払いが滞った場合に銀行が返済を請求できる人のことです。
■ 1.連帯保証人と連帯債務者の違いって?
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「連帯保証人」と「連帯債務者」は、その役割が似ていることから混同されやすいようです。
住宅ローンを貸した人、つまり金融機関などを「債権者」、住宅ローンを借り入れた人を「債務者」といいます。
1-1連帯債務者とは
連帯債務者は複数の債務者が債権者に対し、同一内容の債権、つまり住宅ローンなどを一緒に返済します。
それぞれが独立して返済しますが、一方が債務を完了すると他方の債務も完了します。
債権者は連帯債務者に対して、どんな順番で請求をしてもよく、また、いくら請求してもよいのが特徴です。
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たとえば、金融機関から夫婦で借り入れした場合、金融機関は夫だけに全額の返済を求めても良いですし、それぞれに半額の返済を請求しても良いのです。