不動産の営業マンが信頼してもらうために駆使する小ワザとは?
引っ越しがいよいよ具体性を帯びてくるとどのお客様もメジャーを持ってきますが、お部屋探しを始めたばかりの段階ではそうでない方が多いからです。
内見時に部屋の寸法が問題となった時、「私が測りましょう」とカバンからすぐにメジャーを取り出すことの重要性は先ほど述べたことと変わりませんが、どうせ測るならスマートにカッコよくやればお客様からの信頼もその分だけ厚くなるというものです。
高さを測る場合、まずメジャーの先端部分を床と壁の角にあてます。
そしてメジャーを伸ばして折り曲げ、高さを測りたい場所にあてて数字を読み取れば立ったまま、しかも片手だけで高さを測定できます。
同様にすれば幅も床に這いつくばったりせず、立ったままで測定することができます。
こうして「俺は経験豊富な専門家だ!」とアピールしておくことは仕事をスムーズに進めるうえで重要です。
■ カーテンレールの写真が必要な理由
契約が終わり、鍵の引き渡しが近づいてくると「部屋の寸法を測りたいのでもう一度入らせてほしい」という依頼をいただくことがよくあります。
この段階ではまだ契約開始前なので仲介会社の営業が必ず立ち会いますが、その際に筆者はカーテンレールの写真を撮っておくことをお勧めしていました。