住宅ローン親子リレー返済、デメリットも理解して組んだ方がいい理由
となります。
1-1.「親子リレーローン」を利用するときの条件は?
Ushico / PIXTA(ピクスタ)
このローンは、申込者の年齢にかかわらず、後継者の申込時の年齢をもとに借入期間を選びます。
後継者は
・申し込み者の子や孫など、申し込み者の直系卑属かその配偶者で定期的収入がある
・申込時の年齢が満70歳未満である
・ローンの連帯債務者になる(1名)
の条件を全て満たすことが必要です。
ローンの利用は、同居が前提で、子どもが団体信用生命保険に加入すること(親と子ども、2分の1ずつ加入する場合もある)が条件となっています。
審査は、一般的な住宅ローンの審査内容に加えて、下記内容も審査の対象となります。
・同居か将来同居予定か
・子どもの年齢が20歳以上で完済時に80歳未満であるか
・親子ともに安定した(継続)収入があるか(公的証明書類が必要となります)
・親子ともに通常の住宅ローンに関する審査で問題がないか
・ローンの後継者は子ども1人だけとなっているか
1-2「親子リレーローン」のメリットは?
haku / PIXTA(ピクスタ)
親子リレーローンのおもなメリットは
・借入期間を長く、借入金額を大きくできるため、単独債務よりも希望の住まいを手に入れやすくなる
・何本もローンを組む時と比べて、1本のローンだけを利用するため、保証料や手数料が1本分のみで済み経済的である。