住宅ローン親子リレー返済、デメリットも理解して組んだ方がいい理由
・共有名義となるため、それぞれの負担割合に応じて住宅ローン控除を適用することができる
の3つといえます。そのために
・親子同居で一緒に住宅ローンを返済したい人
・将来の同居を予定している人
・親が高齢のため住宅ローンを組めない人
・親が高齢のため返済期間の短い住宅ローンしか組めず、月々の返済額が多い日人
・子どもの収入額の問題も含めて、希望する住宅ローンを一人では組めない人
はこのローンを検討すべきです。
■ 2.デメリットも理解して
親子リレーローンを組むときには、デメリットがあることについても知っておく必要があります。
2-1.権利関係のトラブルになりやすい
haku / PIXTA(ピクスタ)
親子リレーローンは、注意しないと相続税や贈与税がかかるので注意が必要です。
例えば、子どもが100%返済しているにもかかわらず、名義を親と子どもで50%としてしまった場合には、親が亡くなったとき、税制上は親の名義分が相続財産となるうえ、ほかの兄弟がいる場合は相続争いとなる可能性があります。
また、所有者が複数の共有名義になってしまうケースがほとんどですが、名義変更をする場合には贈与税がかかる場合もあるので注意が必要です。