住宅ローン借り換えでメリットのある人は?健康状態にも注意を
■ 2.借り換えの注意点
借り換えをする際に、注意しなければならない点は以下の通りです。
2-1借り換えの際のランニングコストに注意
借り換え時には諸経費を考慮しなくてはなりません。
諸経費は金融機関ごとに異なりますが、おもに「保証料」「事務手数料」「登記費用」があります。
諸経費は、当初支払うタイプと、金利を上乗せするタイプの2通りあります。
また、保証料がかかる住宅ローンでは、支払い方法が「前払一括型」と「金利上乗せ型」があり、上乗せする金利は0.2%程度かかります。
支払総額が以前よりも上がらないようチェックが必要です。
2-2給与が増える転職でも審査で不利なことがある
まちゃー / PIXTA(ピクスタ)
新たな借入れ先でも住宅ローン審査が行われ、2~3年の勤続、年収300万円程度が一般的な借り入れの条件となることが多いです。そのため、借り換えの前に転職をしたり、たまたま業績悪化で給与が減額されたりすると、審査が通らない可能性があります。
たとえ、ベッドハンティングや実績を買われての転職であっても、勤続年数が短いことがマイナスポイントになるので注意しましょう。
勤務条件が良くなった、給与が高くなったなど、プラスになることをアピールして審査が通るように努力すべきです。