賃貸でもDIYや収納に満足するインテリア。カスタマイズ術を達人に学ぶ
賃貸住宅だと、なかなか好きなインテリアや機能的な収納を実現できない、と思いこんでいませんか。実はこのお宅、都内にあるUR賃貸住宅の一室。ライフスタイルデザイナー・内山ミエさんのご自宅です。
床と天井を突っ張るDIYした支柱や突っ張り棒、スチールラックなどをおしゃれに活用。賃貸住宅にありがちな原状回復の問題をクリアしました。そのコツを紹介していきます。
■ 2×4(ツーバイフォー)材や有孔ボードで壁面を収納に
『「めんどくさい」がなくなる部屋づくり』『片付けから卒業するざっくり1分収納』などの著書もある内山さんのお宅。玄関に足を踏み入れると、まず目に入るのは廊下の大きな有孔ボードです。夫婦共通の趣味である自転車関連のアイテムを壁いっぱいに収納しています。
ほかにもデザイン性の高い突っ張り棒「ドローアライン」や棚の高さを変えられるダボレールなどを用いて収納をつくり、賃貸住宅でも可能なアレンジを施し、壁面やデッドスペースを有効活用しています。
ミノウラのバイクタワーを設置して、1台はハンギング収納をしています。
■ リビング&ワークスペースはスチールラックで収納を確保
リビングダイニングの窓際にはスチールラック「エレクター」