温度を「1℃」変えるだけで大違い!健康になれるお風呂の入り方
もちろん、月経前後の体調不良にも有効です。
生理の初日は、40℃程度のシャワーを浴びます。そのとき、足湯を併用してもいいそうです。
入浴するのは、3~4日目から。40℃のお湯に15分入浴し、最後に42℃に設定して追い炊きし、下半身を温めます。
もし、イライラしているなら、ぬるま湯にゆっくり入るといいでしょう。
■便秘や下痢は38~40℃のお湯に15~20分
ぬるま湯に毎日浸かることで、胃腸に血流が行って消化活動が活発になるため、便秘に効くという研究結果もあるそうです。
38~40℃のお湯に15~20分浸かりながら、おへその周りに「の」の字を描くようにマッサージするとより効果が得られます。
ウイルス性や食あたりのような、急性の下痢のときは、入浴は控えたほうがいいですが、ストレス性の便秘や下痢なら、40℃以下のぬるま湯にゆっくり入って、副交感神経を優位にしましょう。緊張がほぐれ、リラックスすることで、消化活動も活発になります。
ただし、下痢のときは、脱水症状になりやすいので、入浴前後の水分補給もお忘れなく。
このほか、肩こり、胃痛、頭痛、筋肉痛、冷え性など、29の症状や目的に合った入浴法が、本書では紹介されています。