有資格者は全国1万人以上!遺族を助ける「遺品整理士」が急増中
昨今、故人の遺品整理を業者に依頼する人が急増し、「遺品整理業者」の需要が高まってきています。
時間の面でも人手の面でも、ご遺族だけで遺品整理を行うのはなかなか難しいもの。
また、遺品整理業はまだ法整備も整っていない分野のため、悪徳業者も少なからずおり、「貴重品の無断回収」や「高額請求」などのトラブルも多発しています。
そこで今回お話を伺ったのが、遺品整理業界の健全化を目指している、一般社団法人「遺品整理士認定協会」です。
こちらでは「遺品整理士」という民間資格を認定し、“遺品整理のプロフェッショナル”養成しています。ご遺族の要望を聞き、ご遺族に寄り添った考えのもと行動する「遺品整理士」とは、一体どのような資格なのでしょうか。
■人気が高まる「遺品整理士」の資格
「遺品整理士」の仕事は遺品を整理することです。資格は、遺品整理に関係する法令「古物営業法」、「廃棄物処理法」、「家電リサイクル法」、「小型家電リサイクル法」、「運送法」をしっかり学んでいて、モラルを持って対応できる人に与えられます。
現在「遺品整理士」有資格者は全国に11,500名。男女比は6:4で、年齢は30代~40代が多いとのこと。