なんと宝くじの当せん確率は90万円使ってもせいぜい0.1%?
となり、ものすごく小さな確率です。物理の専門家によれば、こういう確率を「起こり得ない」というのだとか。
■宝くじ当せん確率を余事象で出す
ところで、世の中には宝くじについて「買わなければ当たらない」と主張する人がいますよね。では、何回も買い続ければ宝くじが当たりやすくなるのでしょうか?
どのくらいの確率になるのかは、「何回買っても当たらない確率」を1から引けば求められるといいます。これが「余事象」の考え方。
つまり、1回買って当たらない確率は、1-0.0000003=0.9999997。
これをもとに、何回買っても当たらない確率を計算するということ。
たとえば、3,000回買って当たらない確率を計算する場合は、1回買って当たらないことが3,000回なので、0.9999997を3,000乗するということ。
結果は0.9991で、これが3,000回買って当たらない確率だそうです。■当たる確率は90万円賭けて0.1%
ということは、3,000回買って当たる確率はどうなるのでしょうか?
この場合は1から0.9991を引けばいいので、1-0.9991=0.0009ということになり、約0.001、つまり0.1%。