トイレの離席のみは危険!1時間に一度の休憩が「早死に」を防ぐ
『一流の人をつくる 整える習慣』(小林弘幸著、KADOKAWA)の著者は、多くのプロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わっている自律神経の第一人者。
本書では多くの実績を軸として、「絶好調を手に入れるルール」を80種も紹介しています。
きょうはそのなかから、ビジネスパーソンならきっと気になる「座っている時間が長い人ほど早く死ぬ」をご紹介したいと思います。
■座っている時間が長い人の死亡リスク
アメリカのがん学会が発表したデータによると、1日に6時間以上座って過ごす人と3時間未満の人をくらべると、より長く座っているグループは男性で17%、女性で37%も死亡のリスクが高まるのだそうです。
そして著者によれば、これはまさに自律神経にも該当すること。
長時間座り続けていると血流が悪くなり、脳をはじめとする体全体に、十分な栄養素が行き渡らなくなるのだというのです。
そしてその結果、集中力が落ちてぼーっとしてくることに。それでは、仕事にも支障が出ることになっても仕方がありません。
■1時間に一度休憩とるだけで効果大
つまり、「長生きするため」