くらし情報『発展途上国では3人に1人!世界で最も児童婚が多い国トップ10』

発展途上国では3人に1人!世界で最も児童婚が多い国トップ10

また、学校に行く機会を失い教育を受ける権利が奪われています。

ひいては、児童婚により少女たちの存在が軽視され、レイプや貧困、ホームレスなどの危険にもさらされる原因とワールド・ビジョンは活動報告書で指摘しています。

児童婚の多い25ヶ国は、内戦や紛争、国内情勢の不安や自然の災害が多い地域とされています。国内の情勢が不安定で紛争地域と化しているところでは、貧困と命の危険が常に隣合わせで、多くの少女たちが児童婚の犠牲になり教育の機会を奪われています。

また、児童婚の別の背景には伝統的かつ宗教的な理由により児童婚以外の選択ができない地域もあります。

■ベリータを救った、ある“対話”

ベリータを救ったのは学校を訪れていた前述のボランティア活動家が彼女の両親、結婚相手、その両親と直接対面し「児童婚が少女にもたらす悲劇」について話し合ったことでした。

その結果、対話に参加したすべての大人がベリータにとって、いま結婚することは彼女にとって決していい判断ではないことを理解し、18歳になるまで結婚はしないと同意したのです。

現在、ベリータは学校の先生になりたいという夢を持ち勉強に励んでいます。

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