発展途上国では3人に1人!世界で最も児童婚が多い国トップ10
ベリータはこれをきっかけに、自身の運命を変える決意をします-強制的な結婚をやめるよう両親にお願いしたのです。しかし、残念ながら両親はベリータの考えを受け入れて変わってはくれませんでした。
■児童婚の割合が多い国トップ10
ユニセフ(国連児童基金)が毎年発行している「世界子供白書」2015年版では、18歳以下の児童婚の割合が高い国をランキングで発表しています。
10位:モザンビーク共和国(アフリカ南東)・・・48%
9位:マラウイ共和国(アフリカ南東)・・・50%
8位:ブルキナ共和国(西アフリカ)・・・52%
7位:南スーダン共和国(東アフリカ)・・・52%
6位:ギニア共和国(西アフリカ)・・・52%
5位:マリ 共和国(西アフリカ)・・・55%
4位:バングラデシュ(南アジア)・・・65%
3位:チャド共和国(アフリカ中央部)・・・68%
2位:中央アフリカ共和国(アフリカ中央部)・・・68%
1位:ニジェール共和国(西アフリカのサハラ砂漠南)・・・76%
発展途上国では、18歳以下の少女の3人に1人が児童婚させられている状況です。
児童婚による早すぎる妊娠や出産は、少女の健やかな身体の成長を妨げ、成人女性の2倍と言われる妊婦死亡のリスクを高めます。