過去に囚われず明るい未来を描けるようになる「時間術」3つの業
に挑戦すると、なんだってできる無敵のマインドを持つことが可能になり、潜在能力が引き出せるように。
これらを同時進行させることによって、3つの業の完成形となり、未来を動かす達人になれるというわけです。
つまり、本書が伝える「時間術」とは単なる時間のコントロール術ではなく、自分の内部の潜在能力を引き出す実践的なメンタルトレーニングだということ。
■自意識に麻酔をかけるといい理由
たとえば上記の「自意識に麻酔をかける業」は、誰もが苦手な「感情コントロール」を容易にしてくれるそうです。
なお「感情をコントロールすること」は「感情を抑えること」ではないと著者はいいます。なぜなら感情は、抑えようとするほど波立つものだから。
無自覚な心のサインである感情を押しつぶそうとするから、心が元気を失っていくというわけです。
だからこそ、自意識に麻酔をかけ、曖昧な意識にすることで、現在どんな状況にあったとしても、過去に囚われることなく、ワクワクする未来を思う存分、描けるようになるという考え方です。
あたかも連続性があるように見える過去と現在、未来の鎖をリセットするために、自らの意識に麻酔をかける必要があるということ。