たった30円の駄菓子「ブラックサンダー」が売れ続けている理由
しかし「自分たちで考えて、一回試してつくってみる」有楽製菓は社長の社員もクリエイティブなので、すぐつくって試せるからスピードがものすごく速いということ。
3Dプリンタが登場したいまでこそ、試してつくってみることができるようになりましたが、同社ではかなり速い時期から、お菓子の世界でそれを実践しているということ。
しかもブラックサンダーは現在、コンビニに置いてある商品のなかではかなりの売れ筋。だから新製品を発売したとき、すぐ棚に置いて実験しながらやっていくことが可能。かなりよいループ状態に入っているというわけです。
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これらはほんの一部ですが、本書を読めば、ブラックサンダーの背後にクリエイティブな発想力があることがよくわかります。
そしてその多くは、他のビジネスに応用できるはず。目を通してみれば、ビジネスチャンスを発見できるかもしれません。
なお、本日11月3日の15:00から(14:30開場)下北沢の「本屋B&B」で、エムシー・ブー×開沼博 「社会学的視点で語るブラックサンダー」という刊行記念イベントも開催されます。時間のある方は、覗いてみてはいかがでしょうか?
・時間 15:00~17:00 (14:30開場)