くらし情報『なぜ英語ではお金や情報は「数えられないもの」と分類されるの?』

なぜ英語ではお金や情報は「数えられないもの」と分類されるの?

、形のないものは「数えられない名詞」だといわれても、ピンとこなかった人もいるはず。

しかし、ここで重要なのは「英語独特のものの見方を学ぶ」ことなのだと著者。

■英語ではお金や情報、ニュースも数えられない名詞

たとえばパンは物質名詞、つまり「気体や球体・個体で決まった形がないもの」に分類されます。でも、パンだって形はあるのに……と感じても不思議はないはず。ところが、それこそまさに日本語の感覚だというのです。

なぜなら英語では、「素材」の方に注目する名詞があるから。パンだったら、「小麦粉でつくった生地」というイメージです。

もっというと、比較的均質で、切ったりちぎったりするものは数えられない。
英語は、そういう感覚を持っているというのです。

同じように数えられない抽象名詞(形がなく、見たり触ったりできないもの)には、money(お金)、information(情報)、news(ニュース)も。

どれも目に見えるのにおかしいと思われがちですが、つまりmoneyは紙幣などではなく、「量、価値」のイメージ。そしてinformationやnewsは雑誌やテレビではなく「電波」のイメージだということ。

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