なぜ英語ではお金や情報は「数えられないもの」と分類されるの?
ちなみに抽象名詞はそんなに数がないので、おぼえてしまった方が楽だそうです。
そして大切なのは、英語は「数」にとてもこだわる言語だという点。数えられる名詞が1つだけの場合は、a cup、an appleなど、前にaやanをつける。
2つ以上のものには、two cupsなど最後にsをつける。いわゆる複数形です。
■英語はaやsがとれると「加工された状態」になる
でも、数えられる名詞なのに、aやsがつかないケースもあるのだといいます。
たとえばオレンジが1個あった場合はan orange、5個あったとしたらfive orangesとなります。
しかしオレンジジュースやカットオレンジなど、果実そのものではなく加工された状態になるとorangeに。
aやsがとれると「加工された状態」のものになるということ。ニワトリならa chickenだけれど、鶏肉はchicken。桃はa peachでも、桃のジュースはpeachになるというわけです。
また、逆に数えられない名詞にaやsがつくこともあるのだとか。
たとえばexperience(経験・体験)は数えられない名詞ですが、「どういう経験なのか」