なぜ英語ではお金や情報は「数えられないもの」と分類されるの?
を話してが具体的にわかっている場合は、an experienceとかmany experiencesなどといってもOKだということ。
■冠詞は「みんなが連想できるかどうか」で決まる!
ところで、数えられる名詞の前につく冠詞はaだけではなく、theもあります。でも、どちらをつければいいのかはわかりにくいことも……。
でも、これはイメージがつかめれば簡単にわかるのだと著者。
a(an)は、たくさんあるなかから、どれかひとつを取り上げるイメージ。そしてtheは、一般常識や、みんなが連想できるものとして「アレだよアレ。君の知ってるアレ」というイメージ。
オレンジが5つあるなか、4つがデコポンで1つがいよかんだったとして、そのいよかんについて話しあったとします。
その場合、いよかんがthe orangeになるというわけ。
それから、この世にひとつしかないものや、「これ」とわかりきっているものにもtheを使うそうです。
たとえば太陽はthe sun、月はthe moon。たくさんある星のなかのひとつを指す場合はa starだけれど、特定の星を指すならthe star。
方角もthe eastとなり、the violinなど、楽器の姿も一般的な共通認識としてtheがつくのだといいます。