「24時間じゃ足りない!」と嘆く人が覚えておきたい魔法の言葉
きょうご紹介したいのは、『恋に嘘、仕事にルブタンは必要か? 心が楽になる57の賢人の言葉』(レベッカ・ラインハルト著、小嶋有里訳、CCCメディアハウス)。
不思議なタイトルですが、内容もまたユニーク。
「女の生き方」「教訓」「人間関係」「仕事」「男と女」「家族」「健康」の7カテゴリーについての考え方が解説されているのですが、そのベースになっているのは先人たちの考え方なのです。
そう、カント、デカルト、プラトン、アリストテレス、孔子などなどの思想を、私たちの生活のなかに落とし込んでいるということ。
つまり、日常生活のさまざまな場面で役に立つ、哲学的な考え方を伝授してくれる一冊。
■哲学は世間一般のイメージより難しくない!
ただ、哲学というとそれだけで難しそうなイメージがあるのも事実だと思います。しかしこのことについて、著者は次のように述べています。
「秘密をこっそり教えると、哲学は決して消化不良を起こさせるようなものではありません。
時に楽しく、そして時にちょっぴり魅惑的なものでもあります」
だから気負う必要はなく、前から読み始めても、1日1ページでも、好きなように読み進めることが可能。