完璧主義は危険!何か学んだらその「9割」は捨てる方がいい!?
なぜなら理由はともかく、なんでもやろうとすると逆になにもできなくなってしまうから。
■学んだことの9割は捨てるのがいい
一度に2つのことを考えるのが難しいのと同じで、同時に2つの行動ができる器用な人は少ないもの。
基本は、1回の勉強の行動でひとつの行動だといいます。
もっといえば、学んだことの“9割は捨てる”つもりでちょうどいいのだとか。
大切なのは、まず、ひとつをやりはじめること。
行動は変化なので、動けば必ずなにかが展開するもの。すると結果として、次にやることが見つかるのだといいます。
逆に、あれもこれもやろうと「やりたいこと」だけをいくつも羅列すると、つい優先順位を考えはじめてしまう。
すると優先順位の決め方に興味が移ってしまい、「お金につながらない自己投資」のための自己投資がはじまってしまうというわけです。
しかし、優先順位を考えているひまがあったら、いちばん実行しやすいことからはじめるべきだと著者はいいます。事実、お金持ちになった人は一度にあれこれと手を出さず、「これ」と決めたひとつをかたちにするまでがんばるもの。
とはいっても「これ」の選択は、特に理路整然とロジカルにやっているわけではないそうです。