完璧主義は危険!何か学んだらその「9割」は捨てる方がいい!?
と決めてしまうことは逆によいアイデアだともいいます。
なぜならそうすることで、すべきことが見えてくるから。
投資の回収にしても同じですが、複雑に考える必要はない。著者はそういいます。
判断基準は、「いまできるか」だけだから。
そうはいっても、その判断ができるかどうかが非常に重要なのだといいます。
しかし、どんな状況であっても、「やれるところからはじめよう」という感覚を常に持っている人は、なにごともうまくいく。
それが著者の主張です。
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大切なのは無理をすることではなく、「できることをする」こと。そんなシンプルな、しかし大切なことを、本書を実感させてくれます。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※田口智隆(2015)『お金持ちになった人が貧乏な頃からやっていること』フォレスト出版