100歳まで健康に生きるには?コツは人間の理想食3本柱にアリ
現在の日本において、100歳以上の高齢者は増え続けています。1950年代に全国で100人くらいだった100歳長寿者が、現在は6万人台。今後はもっと増加するようです。
しかし、寿命と健康寿命(日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる生存期間)は必ずしもイコールではありません。
医学博士の前田昭二先生による著書『100歳まで健康に生きる39のコツ』(ワニブックス)では、健康に天寿をまっとうするための生活習慣のコツが詳しく紹介されています。今回はそのなかから、「人間の理想食(ヒトフード)」に関する部分を紹介していきたいと思います。
■「高たんぱく・メガビタミン・活性酸素除去」の3本柱
本書では、「高たんぱく・メガビタミン・活性酸素の除去」の3本柱である人間の理想的な食事「ヒトフード」を取り上げています。
「ヒトフード」とは、人間の体の構成を存続させるため、遺伝子が要求するアミノ酸を質・量ともに十分摂れる理想的な食のスタイルとのこと。
1997年に95歳の長寿をまっとうされた、物理学者の三石巌先生が分子栄養学から提唱したものです。健康でいたい人は毎日の食事のなかで、これらを不足のないように摂らなくてはならないとのことです。