優れたリーダーが自ら強化&改善に取り組むべき「三要素」とは?
GEやグーグルなどの大手企業が注目していることでも知られる「マインドフルネス」とは、端的にいえば「いま、目の前に集中すること」。
リーダーとして集中力を高め、「やるべきこと」で確実に成果を出すための方法論です。
『マインドフル・リーダーシップ”今”に集中するほど、成果が最大化される』(田口力著、KADOKAWA)のコンセプトは、意識を集中させてマインドフルになる習慣をつけること。その結果として、毎日の習慣はもちろん、人生までをも大きく変革させることができるのだといいます。
でも、そもそもなぜマインドフルな状態になる必要があるのでしょうか?
世界最高のリーダー育成機関として知られる「クロトンビル」で唯一の日本人としてリーダーシップ研修を任されていた著者によれば、それはリーダーにとっていちばん大切なことである「自分を知る」ための第一歩だから。
目の前のことに集中するという意識的な気づきが積み重なり、自覚や自己認識につながるともいえるそうです。
だとすれば気になるのは、「優れたリーダー」のあり方です。
■優れたリーダーの三要素とは?
自分を知るということはとても広範囲におよび、かつ深みがあること。