プロ直伝!夕食が夜10時以降でも痩せる体になれる魔法の食べ方
の中で、ダイエットを妨げる23の食べグセを示している森さん。その根底にあるのが、炭水化物(糖質)で必要以上のエネルギーを摂らないでほしい、というメッセージです。
糖質は体を動かすエネルギー。血中の糖質=血糖値が上昇すると、インスリンというホルモンが分泌されてエネルギーを合成しますが、余った糖はお腹周りや内臓に溜まりやすく、肥満、さらには高血糖や高血圧、メタボリック・シンドロームへとつながります。
摂りすぎが肥満に直結する糖質。さらに、遅い時間に摂るともっと恐ろしい危険をはらんでいたのです!
■夕食が遅めなら肥満遺伝子に注意すべし!
森さんは『やめたい食べグセ』のなかで、なぜ夜遅い時間に食事をすると太りやすくなるのかをわかりやすく説明しています。
そこには、糖質の摂りすぎだけでなく、体内のメカニズムが深く関わっているといいます。
DNAのなかには、肥満遺伝子とも呼ばれるBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が存在します。
BMAL1が作用すると、脂肪細胞の中に脂肪酸やコレステロールが溜まり、脂肪の分解を妨げます。まさに肥満遺伝子です。
このBMAL1は夜10時ころから増え始め、深夜2~4時ころにピークに。