くらし情報『アメリカやイギリスではエピソード数も大違い!ドラマの海外事情』

アメリカやイギリスではエピソード数も大違い!ドラマの海外事情

1937年にラジオのシリーズとして開始され、1952年にその舞台をテレビに移し、2009年に終了となるまで、実に72年間続きました。エピソードの数はなんと18,262回でした。

『Coronation Street』も『Guiding Light』も、ドラマの分類としては「ソープオペラ」と呼ばれる種類になります。家事をしながらテレビを見ている女性をターゲットにしており、家庭用洗剤(ソープ)などのメーカーが提供するドラマのためこう呼ばれています。



『Guiding Light』が72年の歴史に幕を閉じた理由は、視聴率の低迷といわれています。

アメリカでは働く女性が増え、昼間のテレビ視聴率自体が下がっているなか、子ども時代に母親と一緒にソープオペラを見て育った人が減り、大人になってからわざわざ複雑なあらすじの同番組を見はじめる人が少ないのが理由とか。

この72年間に、女性の生き方もテレビのあり方も変わってきました。今後長寿番組として残っていくドラマは、こうした変化にうまく対応していける作品、ということになるかもしれませんね。


(文/松丸さとみ)

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