200以上の優秀なプレゼンテーションに共通する「6つの要素」
を導き出したというのです。
なお、ここに示されている原則は、ベストセラー作家であるチップ・ハースとダン・ハースによる著書『アイデアのちから』(日経BP社)に基づいているものなのだとか。
というのもハース兄弟は同書内で、記憶に残るメッセージをつくり出すための6つの原則を紹介しているからです。
そこでさっそく、その6原則を確認してみましょう。
■1:シンプルであること
広告でもプレゼンテーションでも、メッセージはシンプルかつ明確なものでなければいけないといいます。
そのために重要なのは、コアメッセージを見つけること。他のすべてが忘れられたとしても、聞き手にひとつだけおぼえてほしいメッセージがあることが大切だということ。
そしてコアメッセージが見つかれば、それはプレゼンテーションでなにを伝えるべきかが明確になったということ。
コアメッセージに関係ないことは、思い切って切り捨てるべきだそうです。
■2:意外性
すぐれたメッセージは、衝撃的で意外性があるもの。
そこで、プレゼンテーションで聞き手の注意を引きつけるためには、「期待を裏切ること」をいうのがいちばん。
とはいっても、単にウケを狙って「期待を裏切るだけ」