200以上の優秀なプレゼンテーションに共通する「6つの要素」
になってしまっては逆効果。大切なのは、必ずオチをメッセージの一部にすること。この手法は、衝撃的な事実や統計値を伝えるときに使えるといいます。
たとえば健康的な食生活について話すときは、「ポップコーンは体に悪い」といってもあまり効果はありません。
しかし「ポップコーン1袋に含まれる脂肪は、1日の必要量に相当する」といえば聞き手はショックを受け、それを記憶に焼きつけるというわけです。
■3:具体性
『アイデアのちから』によれば、すぐれたメッセージは曖昧なものではなく、具体的なものなのだそうです。
つまりプレゼンテーションにおいて、「曖昧な言葉」を避けるべきだということ。細部を具体的に、明確に伝えることが大切なのです。
たとえば「数ヶ月前」ではなく、「2011年3月19日」という。
その方が、聞き手は瞬間的に理解しやすくなるということです。
■4:信頼性
メッセージは、信頼性が高くなければならないと著者は主張しています。
そしてプレゼンテーションに対する信頼を確立するための戦略のひとつが、得意分野について話をすることだといいます。
極端な例でいうと、自分が破産状態にあるのに「10日で億万長者になる方法」