本を読めば一流の人間にもなれる?読書で得られる「7つの効用」
■5:大学院入学に値する
仕事力を鍛えたい場合は、30代前半までに大学院で学びなおすことを筆者は勧めています。しかし大学院に進むことが難しい人も多いですよね。
ここで、ガッカリする必要はありません。なぜなら読書で学習歴を広げていけば、大学院に入学するのとそれほど変わらない教養とスキルを身につけられると、筆者は考えているからです。
進学にはお金がかりますが、図書館を利用した読書ならタダです。お金をかけずとも、本を読むことで教養を深めることが可能になるのです。
■6:常識を身につける
古典を中心に読むことで、人間の普遍的な思想を学べ、社会生活を送るうえで最低限知っておくべき常識が身につくといいます。常識を踏まえたうえで新しい価値を提案することこそ、イノベーションを引き起こす起業家にとって重要なこと。
福沢諭吉の起業家精神を養ったのも、読書であると著者は考えています。また福沢に限らず、明治維新の先頭に立った志士たちは読書量が多かったそうです。
■7:本が自分の師匠になる
学生でもビジネスパーソンでも、優れた師匠を持つ人は伸びることでしょう。しかし誰もがよい師匠に巡り合えるとは限りませんよね。