中国の「成長率8%の実現」は嘘だった?中国の真実とつきあい方
中国は長い間、年間8%の成長率を目標にし達成(2014年度は7.3%との発表)してきましたが、これが本当ならば、貧困層にも富が広がり、暴動発生を食い止められるとのこと。
しかし、実際のところは年間20万件の暴動が発生しています。実際は4%くらい、もしくは貿易額から見ればマイナス成長ではないかとみる人もいるようです。
■中国の反日感情の「正体」は何なのか
中国は改革開放政策により市場経済に移行したことで、経済発展を遂げました。
しかし、そこで貧富の差が大きくなり、人民の不満が爆発。ところが中国の共産党政権が経済自由化の先頭に立って懐を肥やし、強権を握る共産党幹部が振興財団となったため、人民の怒りの声を聞くことができません。そこで人民の怒りの「はけ口」が外部に必要となり、日本はちょうどいい標的になってしまったのです。
1990年代の江沢民政権の時代から反日教育がスタートし、これが大成功。
この教育は2015年の現在、30代半ばから下の年代がされているそうです。まったく残念としかいいようがありません。■これからの日本と中国とのつきあい方
著者は今後、中国とのつきあい方について「中国の挑発には一切乗らない、必要以上に関わらない」