戦略を考えるときにマーケティングの「3C分析」が必要な理由
ということになってしまうということ。
■「3C」の視点を持つ重要性とは
3Cで見ていくことは、市場の変化が激しい昨今において、とても重要。
その例としてここでは、レコードプレイヤーの市場が取り上げられています。
きれいな音が出るように改善して販売したとしても、現在の市場においては「楽曲データを1曲いくらで買う」といった購入方法が中心になっています。
アナログ盤の人気が復活しているといっても、アナログレコード自体、一部のコアなユーザーにしか売れないものであることは事実です。
だとすれば、レコードプレイヤーを懸命につくったとしても、広く売れるとは考えにくいわけです。
レコードからCD、データというように大きな代替があると、その市場ではやっていけなくなるということ。
だからこそ3Cを利用し、市場をもれなくちゃんと見ることが大切だというわけなのです。
■定番の「4P」分析でわかること
さらに注目すべきは、マーケティングの代表的なフレームワークである「4P」。
製品(Product)、価格(Price)、どんな販売をするのか(Place)、売り方(Promotion)の4つによって、もれなくダブりなく、他社と比較したりして分析していくのです。