戦略を考えるときにマーケティングの「3C分析」が必要な理由
たとえば、ある商品のマーケティング戦略について競合と自社を比較する場合、
・商品はどうなの?
・価格はどうなの?
・どこで売ってるの?(店頭、卸、インターネット、訪問販売)
・プロモーションはなにをやっているの?
という4つの視点から分析し、もれなくダブりなく、検証ができるフレームワークだということ。
そうやって整理していくことによって、「どんな会社がどんな人を対象にどんな施策をしているか」がわかるのです。
また、ひいてはそれが、自社に足りないところ、差別化のために自社がやるべきこともわかるようになるということ。
*
こうしたマーケティングの基礎が、わかりやすく解説されているところが本書のポイント。しかも実際にはマンガでわかりやすく解説されているため、さらに理解しやすいわけです。(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※大嶋祥誉(2015)『マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本』SBクリエイティブ