3人に1人の子どもは胎内記憶がある?生まれ変わりを科学が解明
「胎内記憶」という言葉、耳にしたことはありますか?
「ママのおなかのなかは、あったかくてオレンジ色だった」とかいうアレです。ここ何年かで、マスコミなどを通じて、胎内記憶を語る子どもの存在は、ずいぶん知られるようになりました。
ところで、いくら子どもはかわいくても、子育てが一筋縄ではいかないことに、産後初めて気づかされるママは多いのではないでしょうか。肉体的にはもちろんですが、精神的にしんどいことも多いもの。
もし、子どもが胎内での記憶を語ってくれる、もしくは自分を選んで生まれてきてくれたと知ることができたら、子どもを育てる意味が少しわかった気がして、楽になるような気がしませんか?
『人は生まれ変われる。前世と胎内記憶から学ぶ生きる意味』(池川明・大門正幸著、ポプラ社)は、胎内記憶を出産や子育てに役立つツールとして捉え、現場で活用している医師の池川明さんと、「生まれ変わり」を科学的に研究する大学教授の大門正幸さんとの貴重なコラボ本です。
医療現場と科学の両方の立場から胎内記憶が語られた本は、いままでになかったのではないでしょうか。さっそくご紹介しましょう。
■胎内記憶を語ったことがある子どもは3人にひとり
胎内記憶というと、オカルトのようだと拒否反応を示す人もいるかもしれません。