実は「仕事に早め早めに取り掛かる」ほうが時間を無駄しやすい?
を小さくできるというのです。
こだわりが強い人は、仕事の見積もりを大きくしてしまいがち。でも、多少は妥協したとしても必要最低限のことを時間内にやり遂げることができれば、違う見方もできるようになるということ。
これは、早めに仕事に取り組んでばかりいては、まず得られない見通しだといいます。
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「仕事によってはギリギリになってから取り組みましょう」という著者の考え方は、たしかに大胆。そうはいかない仕事も現実にはあるでしょうが、こうした尺度を持っておくことも、たしかに必要ではあるかもしれません。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※佐々木正悟(2015)『すごい手抜き – 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術』ワニブックス