集中力の限界「90分」を目安にしよう!挫折しない片づけの極意
と小川さん。
理由は2つ。まず、賞味期限というハッキリした目安があり、捨てるかどうかの判断がしやすいということ。そしてもうひとつの理由が「捨てる」ことにあるといいます。
「片づけの意識を持つには『ものを捨てる』という行動からはじめるのが一番。とくに、冷蔵庫の中身は食べものです。食べものを捨てるという苦い経験をすれば、買うときに『食べきれるか』『本当に必要か』と考えられるようになります。後悔の気持ちが次の行動につながるのです」
その上、使い切れなかったペースト状の調味料や、放っておきすぎたタッパーの中身などは片づけが面倒なもの。
その「食べものを捨てる罪悪感」と「捨てる手間の大変さ」が身に染みて、いたずらにモノを増やさない意識が身につき、再び散らかるリバウンドを防ぐことができる、と小川さん。
そして、うれしい効果がもうひとつ。「増やさない習慣がつけば、自然と家計も引き締まります」(小川さん)。■90分1セットだと挫折しない!
そうはいっても、片づけはやはり大仕事。「時間がいくらあっても足りなそう……」と身構えてしまうもの。そこで小川さんに、時間がなくても挫折しない奥の手を教えていただきました!
「時間で区切るという方法です。