集中力の限界「90分」を目安にしよう!挫折しない片づけの極意
大学の講義が90分であることが多いように、人の集中力は大人でも長くて90分と考えられています。洗面台下などターゲットを絞ったら、『中身を全部出す→不要なものを捨てる→収納する』の1セットで90分を目安にするんです」
やってみて、「とても90分では終わらないよ~!」と思ったら?
「中途半端でいいので、一旦戻してみてください。90分も4回繰り返せば6時間。広い空間も手掛けられるくらいの時間になります」
まとめて時間がとれなくても、これなら大きな作業時間を手に入れることができます。
作業時間の見当について、小川さんは「モノの量にもよりますが、1立方メートルの空間で90分をひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。やってみて、もっと時間がかかりそうならいったん戻すか、ざっくりの収納で終了にすればOKです」とアドバイス。
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小川さんの片づけの極意は、3つのステップと捨てて実感すること。この2つを押さえれば、増やさない暮らしが実現できます。
『片づけたら1年で100万円貯まった!』では、クローゼットや押し入れ、キッチンなどスペースごとの片づけポイントや収納法を細かく解説。かさばりがちな食器・密閉容器の収納の仕方や下着・衣類のたたみ方など、基本的な片づけテクニックも図入りで紹介されています。