食費は月6万円に!年金生活になったら見直すべき「7つの費用」
みなさんは、自分自身の老後の生活費について考えたことはありますか?
総務省「家計調査」(平成26年9月末現在)によると、60歳以降世帯の平均支出額は60~69歳の世帯で月24万9,214円、70歳以降の世帯で月20万487円です。一方、年金の平均受給額は、国民年金で5万4,414円、厚生年金で14万4,886円。
年金だけでは、生活費が月あたり10万円以上も不足してしまいます。
現役時の1/2から2/3程度の生活費で暮らしていかなくてはならない年金生活。お金の使い方を改めないと、家計が成り立たなくなっていきます。
そこで、節約アドバイザーのヨースケ城山さんに、年金生活でも無視できない7項目について、具体的な金額の目安と見なおしポイントをお聞きしました。
■1:住宅費
住宅費が0円になれば、年金生活には圧倒的に有利です。家・マンションを購入した場合、住宅ローンは年金生活に入る前に完済しておくこと。
最悪でも退職金で完済できるようにしましょう。
さらに、修繕費・管理費を現役時代から積み立てていければ備えは万全。月額3万円として、老後10年間で360万円、20年間でも720万円を現役時代に用意できれば、余裕のある年金生活を送ることができます。