普通のほめ方ではダメ!本当に必要なのは「ほめる」+5つの要素
「競合店ができたから仕方がない」「政府の運営がダメで景気が回復しないのだから仕方がない」「人口が減っているのだから仕方がない」など、どんないい方もできるわけです。
しかし、本当に大切なのは、ないものねだりをするのではなく、「いまあるもの(状況)で、どう最良の結果を出すか」を考えることであるはず。
具体的にいえば、いまいるスタッフと、いまある商品やサービスで業績を上げるにはどうすればいいのかということ。
それを考えるのが経営者やリーダーの仕事で、そこが腕の見せどころだというわけです。
だとすれば、なにが必要なのでしょうか?
そのために経営者やリーダーに求められるのは、まずビジョンを語ることだと著者はいいます。
「この先、どんな会社にしたいのか」
「どこを目指しているのか」
スタッフはそうしたビジョンを知りたがっているもの。だからこそ、これからの経営者やリーダーは、ビジョンを語り。それに賛同してくれるスタッフと一緒に業績を伸ばしていくことが求められるのだといいます。
■スタッフは成長を実感できないと辞める!
従業員満足度を上げるためには、給料を上げたり、労働時間を短くしたり、職場環境の改善をするなど、労働条件や労働環境をよくすることは大切です。