築20年の物件は選ぶな!不動産投資で儲けるための8つのルール
■6:フルローンはリスクが大きいので避ける
「自己資金ゼロからの不動産投資!」などのキャッチコピーで物件の勧誘をする業者は少なくないのですが、それだけリスクも高いということを知っておかないと大変。
計算していくと満足できるレベルの黒字を確保するのは難しく、明らかにマイナスが発生する状況となりそうです。
空室率によっては、本業の収入から回すか、貯蓄を切り崩すなどの手を打たないと、ローンの返済が難しくなる場合があるでしょう。本来のフルローンは資金的にかなり余裕のある人が活用すべきもの。
■7:「苦しくなったら転売すれば……」は甘い!
不動産に限らず、あらゆる相対取引に共通することですが、「売却する際にはそれを買う側がどう捉えるか、というポイントから条件面を吟味するべき」と著者。
売り手が好条件を思っていても、買い手のほうはそうは思わない場合もあるそうです。
「欲を出さず、トントンで売れればよし」と思っても、購入時の諸経費や売却時の仲介手数料などの負担が数百万にも上るのです。プラスマイナスゼロさえ、簡単に叶わないかもしれません。
■8:築20年前後の鉄筋コンクリート物件は危ない
築20年前後の物件はよく売り物物件として出回っていますが、これは売主が売りたくなる時期だから。