くらし情報『数字に惑わされてはダメ!国民病と呼ばれるがんの「本当の確率」』

数字に惑わされてはダメ!国民病と呼ばれるがんの「本当の確率」

を見ると、0歳の男性が、50年後の50歳までにがんになる確率は、なんと2%しかありません。

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一生涯では、女性にくらべて男性の方ががんになる確率が高いのですが、60歳までをくらべると、女性ががんになる確率が高いこともわかります。


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つまり、がんを患う確率は50歳以降一気にあがるのです。

いいかえれば、おもに子育てをしている30歳から50歳の間にがんを患うケースは、確率的にはとてもまれなのです。

「日本人の2人に1人ががんになる時代です。がん保険に入っては?」と勧誘されるのと、「お子さんが成人するまでにがんになる確率は2%程度です。それ以降のためにがん保険に入っては?」と勧誘されるのでは、ずいぶん印象が変わりませんか?
数字は使う側に都合のいい部分だけが切り出されています。振り回されないで判断しましょう。

(文/ファイナンシャルプランナー・岡崎充輝)

【参考】

※最新がん統計-国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター

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