会社員の59%が「悪臭」被害者!相手を傷つけない体臭の伝え方
こんにちは。マナーコンサルタントの樋口智香子です。
周囲から愛され、信頼される、魅力的なビジネスパーソンを育成する人材教育をしています。
梅雨の到来とともに必要になるのは、におい対策。
株式会社マンダムが「オフィスでの身だしなみとニオイに関する意識調査」を29歳~49歳の有職男女1,117人に行ったところ、なんと58.9%の人が「ニオイ(体臭)」が原因で仕事に支障をきたした経験がある、という結果が出ています。
にもかかわらず、93.1%の人が「ニオイ(体臭)は指摘しにくい」と回答。
しかし、同僚や上司が“くさい”と感じたとき、その人と「一緒に仕事をしたくないと思う」(42.1%)、「周囲への気遣いや配慮が足りないと思う」(38.3%)と回答しています。
このことから、におい問題がいかに深刻か、よくわかりますよね。
自分のにおいならば、いくらでも対策ができますが、悩ましいのは、同じ職場の人のにおい。
実際、私の預かる接遇マナー研修でも「部下や同僚の口臭・体臭が気になることを、本人にどう伝えたらよいか」というご相談を受けます。
極力、相手を傷つけずに伝えたいものですが、においの指摘は、たとえそれが家族からのものであっても、ショックを受けるものです。